
今の社会において、学生ではなく、何らかの収入を得ている大人の社会人として生活している以上、競争は避けられない事柄だと思います。組織の一員である会社員であっても、会社内での激しい競争はあると思いますし、企業には企業間の熾烈な競争があると思います。
社会や他の方の事は語れないのですが、自分の事について言えば、仕事を始めた初期の頃は、ひたすら会員数を増やすことに必死だったような気がします。たとえばAさんという方が当会ではなく、他の会へ入会されたことが後で分かると、自分の力の無さを考えることや、何故自分のところではなく、他へ入ってしまったのかの理由を深く考えることもなく、ただその事実にがっかりとし、残念に思うことだけで終わっていました。
今はさすがに、自分なりに分析し、反省し、どんな小さな失敗も、次へ生かしてゆこうという健全な(貪欲な?)意欲を持っています。
最近の自分自身の課題としては、競争がもしもあるとして、(勿論、競争は大いにありますが)それは量においてではなく、今の自分にとっては、質においてではないのか?という根源的な思いです。
つまり、それは簡単に言えば、限りなく成婚率を高くしてゆく、ということなのだと思いますが、でも、それは数値では表せない何かだという気がします。言ってみれば、職人の方が、何年もの修行の中で、身体でしか体得して行く事の出来ない何か、のような気がします。そして、会員数よりも、今はその自分なりの仕事の質を本当に高めることに、正直はまってしまっている、という気がしています。(この、はまっている、という意味は、志向している、という事で、それが出来ているという事ではないのですが)
それは、なんだか深い井戸に、あとさきを考えずにどんどん降りて行っているような感覚です。でも、今の自分の競争のベクトルは、これでいいんだという気がしています。きっと、井戸の底に辿り着くまでは、今の状態は止められない、でも、辿り着いたそのあとに、自分の周りの景色がすっかり変わってしまっていたらどうしよう?という不安も常に隣あわせにあるような、本当にスリリングな毎日を過ごしています。皆さんも、そんな思いをされたことはおありでしょうか?