
先日、遅い昼食をとっていたときに、何気なくTVのスイッチを入れると、「徹子の部屋」に、年配の気品のある美しい女性が出演していました。その凛とした佇まいもさることながら、87歳という年齢を聞いて、その表情の豊かさの現役感(失礼!でも本当に、80代の方の雰囲気では、全く、くくれない雰囲気の方でした)と内面の温かさの滲み出ている雰囲気に思わずTVの音声を大きくして見入ってしまいました。
その方は、福原美那枝さんと言う方で、70歳を超えて写真をお始めになり、先日、初めての写真展を開き、5千人以上の人を集め、写真家として今とても注目を集めている方という話でした。
番組で紹介された、何枚かの美しい写真をアップできないのが残念です。透明感をたたえた詩情あふれる写真に、息をのむ思いを誰しもするだろう思いました。
始めるのに、「遅すぎる」ということはないのですよ、と穏やかに話す福原さんは、スケート選手の福原美和さんのお母様だということも、あとでインターネットの情報から知りました。
オリンピック選手を育てたということだけでも、「人生の勲章」だと思いますが、その上に、 このご年齢で豊かな芸術家としての才能を開花されるとは・・・。
また、あとで、こちらもインターネットからの情報ではありますが、福原美和さんの祖父は、資生堂の創業者だということも書いてありました。つまり、福原美奈枝さんの才能も、我々庶民とはかけ離れた生活の中から生まれたものなのだーーーと思うと、正直少しだけがっかりとは致しましたが、でも、この広い世界には、海のような人が実はたくさん存在しているのだと思い、また、「年齢に自分の心が負けないこと」の必要性を改めて考えさせられた先日のことでした。