
先日、少し前にご成婚が決まられた、東京都在住の30代前半の女性会員のS希さんと、お相手の千葉県在住の2歳年上のKさんがお二人揃ってご挨拶に来て下さいました。
Kさんは他相談所の会員様でしたから、プロフィールは拝見していても、実際のKさんの雰囲気やお人柄はやはり写真とデーターだけでは、本当のところは分かっていませんでした。ただ、S希さんのお話から、何となくイメージをふくらませていたのでした。Kさんは、一流と言われる国立大学の工学部を卒業され、時代の最先端の企業にエンジニアとしてご勤務の方でした。お写真から受ける印象は、長身に端正な容貌から、どことなく冷たい印象を受けるのですが、S希さんのお話からは、笑ってしまうようなエピソードが幾つもあり、そのアンバランスさに、正直、Kさんのご訪問にいつになく緊張していたのです。
ドアを開けると、そこに立っておられたのは、お写真の端正な容貌はそのままですが、雰囲気は全く予想を裏切って、何というのでしょうか、いわゆる「バンカラ」風の快活な青年が笑顔を見せて、S希さんの傍らに立っておられたのでした。
知的でクールなイメージを抱いていたのですが、何と言いますか、やはり、体育会系なのかなーーと内心思いつつ、お二人の最初の出会いから、結婚を決断されるまでのお話をS希さんとKさんが、交互に本当に楽しげに話してくださいました。
一時間くらいお話されて、お二人は帰って行かれたのですが、私はその2週間位前に、S希さんが、やはり最後の決断のご相談にご訪問くださったときの言葉を思い出していました。
既に、S希さんの心は決まっておられて、ただ、ご自分の気持ちをきちんと報告したいという誠実な気持ちで訪問してくださったのでした。そのとき、S希さんが言われた言葉を忘れることができません。
それは、「今日のこの日まで、こんなに手放しで無条件に、心から結婚したい!!と思った人は、今まで本当にいませんでした ♪」と、本当にお幸せそうに言われたことでした。
この仕事を初めて以来、幾度となくそのような言葉をお聞きしたことはあるにも関わらず、 それにも関わらず、やはり、「へぇーー、そうなんですかぁーー」と改めて感心してしまっている自分がいました。
・・お世辞でも何でもなく、同性、異性を問わず、誰にも愛される要素を沢山お持ちのS希さんが言われたことに、その言葉の重みと、今までにそんな方に出会われなかったということの不思議さを、改めてそのとき感じさせられたのでした。
結婚相談所の人間が申すのも、本当に変かもしれませんが、「お見合いって、やっぱり凄いんだーーー」という、とても単純な感想です。つまり、諸々の希望条件がかなっておられて、尚かつ、強くお互いの感情が惹かれ合うということの幸福が、現実のものとなられた瞬間だったのだと思います。
そして、結婚相談業の世界に、どんなに長い間従事していたとしても、常に「新しい感動」や「新しい発見」があるということへの感動だったのだと思います。
お二人は、当会の新宿オフィスを訪問してくださったのですが、11階のエレベーターで、1階へのボタンを押して待っている私のところまでの、ドアからわずか4〜5メートルほどの距離を、本当にごく自然に手をつないで歩いてこられるのを、(あのー、まだ、私、ここにいるんですけれどもー)と思いつつ、心から微笑ましく思わせて頂きました。きっとそのシーンは、S希さんのお優しい人柄とともに、生涯忘れることはないと思います。どうぞ、いついつまでも、本当にお幸せに。。。