
先日、30代後半のご初婚の女性会員N枝さんがご成婚となりました。ただ、残念(?)なことに、N枝さんは、当会を通じてのご成婚ではなく、N枝さんのお母様のご友人のご紹介の方とのご結婚がお決りになったのでした。
ご入会もお母様を通じてのご入会でしたので、ご婚約のご報告のお電話もお母様からのものでした。N枝さんのご年齢を考えますと、お母様のご心配は無理もなく、お見合いの後の結果のご報告に、本当に一喜一憂なさっていたのでした。
典型的な日本の母というイメージのお母様とは異なり、N枝さんは、一流企業のいわゆるキャリアウーマンで、その服装のセンスの良さやキリリとした態度や仕草から、今の時代の働く有能な女性の典型的なタイプと相対しているような気がしたことが幾度もありました。
・・だからということでもないのですが、N枝さんにとって、結婚は自らが強く望むものというよりは、むしろ親孝行のため(?)に活動されているのかなーと感じたことも一度や二度ではありませんでした。
そうして、7〜8人くらいの方に会われたあと、2〜3ケ月、ご連絡が間遠になり、その後、お母様からのご婚約のお電話があったのでした。
自分の力の無さを白状するようなものではありますが、婚活も、当時者であるご本人様が 前向きに取り組んでくださってこそ、成果を上げることができるものだと改めて実感いたしました。結婚相談所のシステムにどこか抵抗感をお持ちの会員様に対して、システムの向う側にいる異性に対して、期待感を持って頂くことすら、今回はとても難しさを感じながらお世話をしていたことを思い出します。また、システムのみならず、結婚というものに対して、さほど強い熱意を持っていない方の場合、どうしたら、婚活への意欲を持って頂けるかのノウハウも、全く自分が有していないことも実感させられたのでした。
きっとN枝さんのようなケースの場合は、本当にお母様の深く強い愛情と、何十年もの間で培われたお母様とそのご友人との深いつながりから生まれたご縁でこそ、N枝さんをご結婚へ導くことができたのだという気が強くしたのでした。
ただ、ささやかなお祝いのプレゼントをお送りさせて頂いたあと、2週間ほどしてN枝さんからのお手紙が届き、その中に、(申し訳ありませんが、もったいなくてその内容はここには書けませんが!)、N枝さんがご活動中に、幾つかさせて頂いたアドバイスへの感謝のお気持ちを丁寧に表してくださっていました。
正直、それを拝見したとき、ぐっとくるものがありました。それは、対相談所に対してのお気持ちなどというよりも、結婚という人生の選択以外のものを、もしかして大きく夢見ていた一人の女性の、何かへの断念を私が感じてしまったからかもしれませんでした。N枝さんは、ご結婚後もお仕事は継続されるということでしたから、私が感じたのは、本当は私の思い過ごし、または思い込みだったのかもしれないのですけれども・・・。
いろんな結婚の形、また、いろんな人生があるのだということを、改めて感じさせられた先日のことでした。でも!N枝さん、これからのお幸せを、やはり心からお祈りしています。どうぞ、いついつまでも本当にお幸せに。。。